「マネーの虎」でおなじみの、南原竜樹氏の著書「大損」を読みました。
南原氏は、上場間際の会社が取引先の倒産により、自社もそのあおりで倒産の危機に陥ってしまいました。
社員も全員解雇し、現在、僅かな社員と共に再起を目指しています。
この本は、元“マネ虎”経営者が事業再生、復活への道をリアルに語っています。
経営には失敗が付き物ですが、南原氏には、大損した分を何十倍にも返すパワーを感じます。
経営者は、常に選択をして行かなくてはなりません。
「当たり」を多く引くためには、「はずれ」を多く引いて経験値を上げる必要があります。
でも、「はずれ」が続くと結構大きな精神的ダメージです。
普通の人は、次にチャレンジせず、諦めます。
優秀な経営者は、「はずれ」から学び、必ずまたチャレンジします。
そして、「当たり」の確率をあげて行きます。
私も昨年は「はずれ」を多く引きました。
その分、今年は成長して「当たり」の確率が上がっています。
まだまだ、「はずれ」のほうが多いことは否めませんが、失敗を恐れない勇気を持ち続けます。
2007年1月14日